ベルベットの詩1 back number 私的音的考察。
◎1−8小節の音的考察。
key of B♭
全体的に♭二つでGmとB♭のキーで、Gm有性でほぼ暗く聞こえるようにして、要所要所で明るく終わるフレーズで、歌詞にもある未来を表す表現が使われている。
音(コード)と歌詞がきちんと融合されているのがすごい。
アウフタクトの最初の音。ファ か レ か問題。
聞こえた感じがB♭の感じを出すかGm7感を出すか。
ファの時にするとB♭の明るい感じに聞こえるが、ここはレなのでGm7感で始まる。
1−2小節め
ボーカルにギターのひずみ気味のアルペジオが入ってくる。
ここもアウフタクトの音と同じ感じではあるけれど、ここはコードのGm7かB♭かで、答えはGm7。
2小説くくりの 明るい→暗い(IImーⅤも入れて)コードを基本にして、そのコードを繰り返す。
Gm7のファとE♭M7の9thのファを使って、ギターのアルペジオをファで終わらせて印象づけている。
3−4小節め
1−2小節めのコードを繰り返し使って、メロディーが音的に広げて、ワンフレーズが終わる。
5−8小節め
1−4小節めを受けて、ベースが入ってくる。
一回めでファかレか問題があったけれど、雰囲気もあるけれどここにきてベースとコードの第3音が被らないというすごく音楽的問題も解決されていていると気付く。(クラシック的には3音がベースと被るとダメというルール。)
基本上がっていくベースで6と8小節めのベースが降りるのがかっこいい。
メロディーが狭い範囲で動いている時に時にベースが広く動くので魅せるアレンジがされている。
5小節めのボーカルが一回めよりファで広げたり音数が増えて広がっている。
7小節めの1泊めは、3連にしてもいいのかもしれない。(鍵盤のアレンジを考えた時はフルコーラス弾くとすれば後の方で持ってくるのが良い雰囲気。)
8分休符も繋げて歌っているのだけど、序盤なので8分休符を入れてみた。
他の曲でも感じることがあるのは、滑らかに歌っているのにきっちり休符を感じるのと、フレーズが長くてもブレスがなくてブレスがあってもすごく短いのにしんどそうに全く聞こえず、それが曲のカッコよさに繋がっていると思う。
3小節めも少し溜めて歌っているけど、弾く時はこの序盤ではまだ早いかな。