grace1 藤井風 私的音的考察。(続き書きました🙇♀️)
NTT docomoのCMを見て、カッコいいなと思い、今日リリースということで取ってみました。
せっかくの藤井風さんということで、楽譜も考察も流れよりgrooveを取りたいなと思っています。
で、でもコード中心になるとテンションの書き方わかりにく過ぎるかしら。。
小節線を覚えたのでやってみたけど、度数も含めて小節線やっぱり見にくいかなぁ。。
◎前奏ー1コーラス
Key Of G。
1−8小節め イントロ。
|Ⅰ | Ⅳ |Ⅲ Ⅵ|Ⅱ Ⅴ| を二回。ⅤはAm7/D でそれ以外も7thが基本。
2回めはバスドラがビートを4つ刻む。
ベースIN。ピアノもここからIN?
バスドラも打楽器なのに単純な四分音符がいい長さでカッコいい。
2回め最後2拍はAm7/D Am7-5/D で ミ ♭ミ レ(次の小節)を作る。
9−20小節め。Aメロ。
6小節の区切りでちょっと変則。
メロディーはコードの音が主でそんなに凝った音にせず、テンション全部ボーカル以外が持っていることが多い上、コード進行の中にも和声のようにメロディーが何層にもある。
|GM7 |CM79|Bm7| Dm79 G7♭13 | 最後二つでここミ ♭ミ レ(次の小節)を作る。
|CM79 G9/B|Am79 Am7/D Am6♭5/D| 同じミ ♭ミ レ。どちらの小節も最後の和音は1拍で経過音的扱い。
そこから繰り返しが始まるけれど、ベースはそこまで根音中心だったけど、ここからは低くなって5音やオクターブなど使って動いてグルーブ感増える。
21ー28小節め。
29小節からも違う感じだしBメロ①って感じですか。。
ここもずっと繋がっていくので切り方は難しい。
ここから流す感じの歌い方が続く。
|Bm7|E7♭9|Am7|C/D C7|
を二回で、2回めはメロディーも上がった音で、最後のコードがなくて経過音ベースが♭D。
最後のコード二つは次の小節に向かう裏コード。カッコいいです。
29–36小節め。Bメロ②。
ここはすごくリズムに悩みました。。2小節ごとの一番最後の音が八分音符なのかその前からのままの裏のリズムなのか。。。裏打ちが続くのはそうだと思うんだけどその終わらせ方が33-34小節めとは違うとは思うのですが、、収まりが良い方を書いてしまってますがどうでしょうか。
リズム感の悪めな私は演奏の間にOnビートになってそうな^^;
|CM7|CM7♭5|Bm7|E7♭9|
Bメロ②でそこまで2小節単位だったリズムを1小節にとどんどん短くしていって最後の小節でサビに持っていく上がり方で繋げている。
CM7♭5もダイアトニックでトリッキーなコードですがカッコいいです。
ベースラインもメロディーも上がったり下がったりで最後の小節で駆け足で上がって盛り上げる。。最後の2小節はベースなしで浮いた感じで期待感。
ベースがなくなる一拍前の落とし方好きです。(途中で入ってる他の経過音とかももちろん好きです。)
(一番私の頭にまわるフレーズが33小節とか35小節めからサビなのが、ここが一番揺さぶられるフレーズなんだろうなぁ。)
|Am7|G9/B|CM79 G9/B|Am7 G9/B CM7 C9/D|
37ー52小節め。サビ。
Key Of B♭
リズムが2小節ごとに同じなのを基本繰り返すのですが、その2小節めが四分音符4つっていうすごくシンプルなフレーズなのに自然なグルーブ感がるように歌うって素晴らしすぎます。
ここがCMで流れてたフレーズだったので、まだリリース前に楽譜を立ち上げたときキーをB♭で立ち上げていて、リリース後に『サビだけしか♭Bちゃうやん!』っと叫んでしまいました。
|Cm79|F79|Dm7|G7♭13|Cm79|F79|B♭M79|Dm7 G7♭13|
基本コードはOKなのですが、経過音的に1小節でベースもコードも動いています。。
ベースは四分音符で動いていますがDm7への前が♭Eです。(最後のG7のベースよりそっちが重要。因みにサビだし一番演奏したい場所だと思うので書くと、G7の時のベースはD ♭A G 上のDです。)
2回めのF7はSusから1小節で動いています。(augに行きたいけどメロディーがCですね。)
最後のグリッサンドも好きです。
|Cm79|F79|Dm7|G7♭13|Cm79 B♭M7/D|G7♭9|A♭M7 Am7| Am7/D|
B♭M7などはメロディーに合わせて前に出てます。
G7♭9は自信がないです。ベースはGなのですがストリングスのトレモロに惑わされて聞けてないのでONコードな感じでドミナント系だと思います。。。
A♭M7はCm7の代理コードでカッコいいですね。
カッコいいコードから間奏のGのキーのII Ⅴが続きます。